転職ノウハウ

社会福祉士の転職で使える志望動機【未経験でも使える!具体例あり】

社会福祉士として転職したいけれど志望動機は何と言えば良いんだろう?

経験・未経験に関わらず志望動機って何と言えば良いか迷いますよね。

今回は社会福祉士の転職時に使える志望動機をご紹介していきます。

記事の内容

✔️社会福祉士の転職で使える志望動機

✔️転職活動時に注意したいこと

記事の信頼性

社会福祉士として5年以上の勤務と就職活動の経験がある筆者が、自分の経験を元に解説します。

 

社会福祉士の転職で使える志望動機

未経験者は資格をアピールすればOK

こんな人にオススメ

✔️社会福祉士の資格は持っているけれど、実際に社会福祉士としての勤務経験はない人

未経験者の場合必ず聞かれるのが「なぜ福祉業界に就職しようと思ったのか」ということ。

この質問に対する答えは下記の2つでOKです。

①社会福祉士の資格を活かした仕事がしたいと思ったから。

②福祉業界は今後ニーズの増加が予想されるため、より自分自身を成長させることができる業界であると感じたから。

やはり国家資格を持っているというのは就職活動において非常に強みになります。

まずは資格のアピールをして、その後に福祉業界を選んだ理由を述べると良いでしょう。

 

経験者は転職先に合わせた志望動機を

経験者が転職する際に必ず聞かれることが「なぜこの職場を選んだのか」ということ。

同じ社会福祉士という職業で、なぜ違う職場に転職しようと思ったのかということです。

志望動機を考える際には、それぞれの職場の特徴を参考にすれば良いでしょう。

今回は大きく4つに分けてご紹介します。

①行政

まずは行政です。

公務員の福祉職はもちろん公務員試験(筆記)を突破する必要がありますが、面接では必ず志望動機は聞かれます。

<特徴>

・生活の基盤を支える仕事

・一つの職場に様々な分野の部署がある

<志望動機>

・行政の仕事は市民の方々の生活の基盤を支える仕事であり、責任感のあるやりがいを感じられる仕事だと思った。

・様々な分野の部署を経験することができるので、自身の成長に繋がると感じた。

 

②施設

続いては施設です。

施設は求人の需要が高く、比較的就職しやすい職場であると言えます。

<特徴>

・利用者との距離が近い

・利用者の生活を直接サポートする仕事

<志望動機>

・より利用者と近い距離で働きたいと思ったから。

・直接利用者の声を聞きやすい環境で働きたいと思ったから。

・利用者が一番長い時間を過ごす場所なので、より過ごしやすい環境になるようサポートがしたいと思ったから。

 

③病院

次に病院です。

最近では医療ソーシャルワーカーを設置する病院も増えてきており、求人の需要も高まっていると言えるでしょう。

<特徴>

・幅広い年代の人と関わる機会がある

・様々な職種の専門職とやりとりがある

<志望動機>

・院内で相談できる人の存在は患者さんの精神面のケアにも繋がるので、制度に関することだけではなく精神的なサポートもしたいと思ったから。

・医療と福祉の橋渡しとなる仕事がしたいと思ったから。

 

④社会福祉協議会

最後に社会福祉協議会です。

社会福祉協議会は公務員のように筆記試験がありますが、面接では必ず志望動機を聞かれるでしょう。

<特徴>

・行政に比べて地域の住民と非常に近い存在である

・福祉に関するあらゆる業務を行なっている

<志望動機>

・思い入れのある地域の地域福祉推進のために働きたいと思ったから。

・〇〇の業務に関心があり、そこに携わりたいと思ったから。

 

志望動機はポジティブな理由を

転職の志望動機として望ましいのは、ポジティブな理由です。

たとえ今の職場に不満があって転職するとしても、面接の際にはポジティブな面に着目して理由を話すようにしましょう。

なぜなら、面接官が一番気になるところは「また同じ理由で辞められるのではないか」ということだからです。

・残業が多かったから

・人間関係が悪かったから

・仕事にやりがいを感じられなかったから

このような理由はなるべく避けて、ポジティブな理由を話すことが望ましいです。

 

たとえ落ちてもいくらでも選択肢はある

たとえ1社の面接に落ちたとしても、福祉業界に関してはいくらでも選択肢があります。

公務員や社会福祉協議会に関しては、浪人して何度か受けてみたら受かったという例も少なくありません。

ですから1社落ちたとしても、あまり気を落とさずに気楽に挑むぐらいの方が自分の精神的にも良いでしょう。

 

社会福祉士を持っているというだけで、有利に働く求人はたくさんあります。

ぜひ色々な職場を見て自分に合った場所を見つけてみてはいかがでしょうか。