働き方

社会福祉士に向いている人の特徴6つ【社会福祉士の転職】

社会福祉士として働きたいけど自分に向いているのだろうか?
社会福祉士として転職したいけどやっていけるだろうか…

今回は社会福祉士に向いている人の特徴について解説していきます。

記事の内容

✔️社会福祉士に向いている人の特徴

✔️社会福祉士として働く上で意識したいこと

記事の信頼性

社会福祉士として5年以上の勤務経験がある筆者が、社会福祉士として働く上で大切であると感じたことを解説します。

 

社会福祉士に向いている人の特徴6つ

①コミュニケーション能力がある

社会福祉士の仕事の特徴として、非常に多くの人とのやりとりがあるということが挙げられます。

具体的に筆者が社会福祉士として働いてきた中でやりとりしたのは、

・相談者(本人)

・相談者の家族

・近隣住民(民生委員、区長)

・施設職員(相談員、介護職)

・医療関係者(医師、看護師、MSW)

・社会福祉協議会

・司法関係(後見人、弁護士、司法書士、行政書士)

・ケアマネージャー

・行政(市役所、ハローワーク)

・その他民間企業(清掃業者など)

社会福祉士は相談者本人だけではなく、その周りを取り巻く様々な人との連絡調整をするのが仕事です。

ですからコミュニケーション能力があることは社会福祉士にとって非常に大切な要素の一つです。

 

②相手の立場に立って物事を考えられる

社会福祉士は非常に多くの人ととのやりとりをするのが仕事です。

ですからコミュニケーションを円滑に進めるためにも、相手の立場に立って物事を考えられるというのは非常に重要です。

相談に来られたご本人の不安な気持ちや、他の専門職の思いを汲み取ってそのすり合わせをしていくことが求められます。

福祉職以外の職種とやりとりすることも多くあるので、それぞれの立場を理解することが大切になります。

 

③良い意味でドライである

福祉職と聞くと仕事に対して情熱を持っている人というイメージがあるかもしれません。

確かに仕事に対して情熱を持つことはとても良いことであると言えます。

ですが、社会福祉士として気をつけたいことは情熱的になりすぎて視野が狭くならないようにすることです。

時には感情的にならずに冷静な判断を求められることが多々あります。

感情に流されすぎると、視野が狭くなり適切な支援ができなくなってしまいます。

また、感情移入しすぎて自分自身のメンタルがしんどくなってしまうこともあります。

良い意味でドライでいるぐらいが社会福祉士として働く上ではちょうど良いのかもしれません。

 

④幅広い知識がある

社会福祉士は困っている人の相談に乗って適切な制度やサービスに繋げていくことが仕事です。

ですから、幅広い知識を持っていることが求められます。

最近では一つのケースで多問題を抱えているものも増えてきています。

✔️障がいを持つ子どもの親が高齢化

✔️高齢者の親の子どもが引きこもり

✔️障がいを持つ子どもの兄弟が不登校

障がい、高齢、児童などが複雑に入り混じったケースや経済的困難を抱えたケースなど、様々なケースに直面することも増えてきています。

そんなときに自分の専門分野だけでなく幅広い知識を持っていることで、支援に役立てることができます。

 

⑤周りを巻き込む力がある

社会福祉士の仕事は、困っている人の相談を聞いて適切な制度やサービスに繋げていくことです。

そして、その人に必要な制度やサービスは複数あることの方が多いのです。

ですから、「その人に合った支援をしていくために必要な人」を集めてくるスキルというのがとても大切なのです。

筆者の同僚でも、周りを巻き込むのが非常に上手な人はいつも支援がスムーズでした。

日頃からアンテナを張って周りの人たちとの関係を築いておくことが大切なのかもしれません。

 

⑥面倒見が良い

これは当てはまらなくても社会福祉士として働く上で支障はないと思います。

ですが筆者が社会福祉士として働く中で「この人は社会福祉士に向いている人だな」と思う人は、面倒見が良い人が多かったのです。

面倒見が良い人というのは、相談者からしても相談しやすい雰囲気が出ているものです。

自分のキャパシティを超えて相手に尽くす必要はないですが、相手の自立を支援するために自分に出来ることを一生懸命考えて実践出来る人は社会福祉士に向いていると言えるのではないでしょうか。

 

一人で抱え込む必要はない

困っている人の支援というのは、たった一人で行うものではありません。

その人を取り巻く様々な人たちが一緒になって支援していくというイメージです。

ですから、一人で抱え込む必要は全くないのです。

相談者の抱える問題を、周りの人たちみんなで一緒に背負って解決していくというイメージです。

だからこそ上手く周りに頼る力というのも社会福祉士にとっては大切なのかもしれません。

 

気軽に相談し合える環境が大事

社会福祉士として働いていると、過去に自分が経験したことのないケースに遭遇することもしばしばあります。

そんなときに支えとなるのが、同僚の存在です。

過去に同僚が経験したケースではこんな風に解決したとか、この専門職の〇〇さんに頼むと良いとか、自分の力で解決できないことも周りと力を合わせることで解決していくことができます。

だからこそ大切なのは気軽に相談し合える環境だと思います。

社会福祉士として転職を考えている人の中には、人間関係で悩んでいる人も少なくないと思います。

自分が社会福祉士として働く上で、より良い環境に身を置くことはとても大切です。

このサイトでは今後も社会福祉士の転職情報を掲載していきますので、ぜひ参考にしてみてください。